◇隋の統一
・楊堅(文帝)…もとは北周の外戚
中国を再統一…都:大興城(長安)
均田制、租庸調制、府兵制の実施
均田制…農民に土地を与え、死後返させる
北魏:男、女、耕牛、奴婢
隋:男、女
唐:男
租庸調制…農民に土地を与え、死後返させる
均田農民に穀物(粗)、労役(庸)、布(調)などの税を課す
府兵制…均田農民から徴兵を行う
科挙の実施…学科試験(主に儒学)による官吏任命制
今までの役人採用は、郷挙里選・九品中正といった推薦制
・煬帝(ヨウダイ)
大運河の完成…華北(政治の中心)と河南(経済の中心)を統合
高句麗遠征→失敗→反乱・滅亡
◇唐の成立
・李淵(リエン、高祖)
唐を建国…都:長安
・李世民(太宗)
唐の初期の最盛期…貞観の治(ジョウガンノチ)
突厥(トッケツ、東突厥)を征服
・高宗
百済、高句麗を滅ぼす(新羅と同盟)
この内容の授業動画はこちら!
高校教科書「詳説世界史B(山川出版社)」に準拠した授業プリントのテキスト版です。定期試験、模試、受験、センター試験などに当サイトをご利用下さい。先生方の教材研究にもぜひご利用ください。
2015年10月22日木曜日
2015年10月10日土曜日
【36】北朝の国々
◇五胡十六国時代
・五胡(匈奴、鮮卑(センピ)、羯(ケツ)、羌(キョウ)、てい(テイ))の中国侵入
5つの異民族 →短命な16の王朝の興亡
・仏教の普及…外来僧の仏図澄(ブットチョウ)や鳩摩羅什(クマラジュウ)により布教
(鳩摩羅什は仏典の漢訳を行う)
◇北魏
・都:平城
・鮮卑族の拓跋氏が建国
・太武帝
華北を統一
道教を保護
(寇謙之(コウケンシ)が完成させた民間宗教)
→仏教を弾圧
・孝文帝
漢化政策(異民族の服装、言葉の禁止)
洛陽に遷都
均田制…農民に土地を支給、死後返させる(日本でいう班田収授)
仏教の保護
石窟寺院{竜門(洛陽付近)
{雲崗(平城付近)
{敦煌(西域)
◇北魏の分裂
↓ ↓
西魏 東魏
↓府兵制開始 ↓
北周 北斉
この内容の授業動画はこちら!
・五胡(匈奴、鮮卑(センピ)、羯(ケツ)、羌(キョウ)、てい(テイ))の中国侵入
5つの異民族 →短命な16の王朝の興亡
・仏教の普及…外来僧の仏図澄(ブットチョウ)や鳩摩羅什(クマラジュウ)により布教
(鳩摩羅什は仏典の漢訳を行う)
◇北魏
・都:平城
・鮮卑族の拓跋氏が建国
・太武帝
華北を統一
道教を保護
(寇謙之(コウケンシ)が完成させた民間宗教)
→仏教を弾圧
・孝文帝
漢化政策(異民族の服装、言葉の禁止)
洛陽に遷都
均田制…農民に土地を支給、死後返させる(日本でいう班田収授)
仏教の保護
石窟寺院{竜門(洛陽付近)
{雲崗(平城付近)
{敦煌(西域)
◇北魏の分裂
↓ ↓
西魏 東魏
↓府兵制開始 ↓
北周 北斉
この内容の授業動画はこちら!
【35】後漢の滅亡・三国・西晋
後漢
↓ ↓ ↓
魏 蜀 呉
↓↓↓
西晋
北↓ ↓南
五胡十六国 東晋
↓ ↓
北魏 宋
↓ ↓
西魏 東魏 斉
↓ ↓ ↓
北周 北斉 梁
↓ ↓ ↓
陳
↓
隋
↓
唐
◇漢の滅亡
・宦官、外戚の横暴…党錮の禁(トウコ、宦官が官僚を弾圧)
・黄巾の乱…宗教結社太平堂の首領
張角が農民反乱を指導→「三国志」の時代へ
・魏の曹丕(ソウヒ)によって滅亡
※後漢が滅亡してから隋が成立するまでの時代を中国の分裂期「魏晋南北朝時代」という
◇三国時代
・魏 ・蜀 ・呉
曹操の子 劉備が建国 孫権が建国
曹丕が建国 都:成都 都:建業
都:洛陽
屯田制を実施
九品中正の実施
地方に中生官をおき、人材を9等級に分けて推薦させる制度
貴族階級の形成→豪族による上級官職独占
→上品に寒門なく下品に勢族なし。
◇西晋(セイシン)の統一
・西晋の成立
都:洛陽
魏の家臣だった司馬炎が建国→中国を再び統一
八王の乱で動揺→異民族匈奴により滅亡(永嘉の乱)
文化としては、乱世に背をむけ、知識人が哲学などの話にふける、清談の流行
※このあと、中国は南北に分裂し、南北朝時代といわれる
この内容の授業動画はこちら!
↓ ↓ ↓
魏 蜀 呉
↓↓↓
西晋
北↓ ↓南
五胡十六国 東晋
↓ ↓
北魏 宋
↓ ↓
西魏 東魏 斉
↓ ↓ ↓
北周 北斉 梁
↓ ↓ ↓
陳
↓
隋
↓
唐
◇漢の滅亡
・宦官、外戚の横暴…党錮の禁(トウコ、宦官が官僚を弾圧)
・黄巾の乱…宗教結社太平堂の首領
張角が農民反乱を指導→「三国志」の時代へ
・魏の曹丕(ソウヒ)によって滅亡
※後漢が滅亡してから隋が成立するまでの時代を中国の分裂期「魏晋南北朝時代」という
◇三国時代
・魏 ・蜀 ・呉
曹操の子 劉備が建国 孫権が建国
曹丕が建国 都:成都 都:建業
都:洛陽
屯田制を実施
九品中正の実施
地方に中生官をおき、人材を9等級に分けて推薦させる制度
貴族階級の形成→豪族による上級官職独占
→上品に寒門なく下品に勢族なし。
◇西晋(セイシン)の統一
・西晋の成立
都:洛陽
魏の家臣だった司馬炎が建国→中国を再び統一
八王の乱で動揺→異民族匈奴により滅亡(永嘉の乱)
文化としては、乱世に背をむけ、知識人が哲学などの話にふける、清談の流行
※このあと、中国は南北に分裂し、南北朝時代といわれる
この内容の授業動画はこちら!
2015年10月8日木曜日
【34】後漢の成立・漢の社会と文化
◇新の成立
・前漢の外戚王莽(オウモウ)が帝位を奪う
・周を理想とする極端な復古政治
・赤眉の乱(セキビノラン)で滅亡
◇後漢の成立(都:洛陽)
・劉秀(光武帝)
豪族で支持で漢を再興、内政重視
倭の王に「漢委奴国王(カンノワノナノコクオウ)」の金印を授ける
・後漢の対外関係←光武帝死後
西域都護班超(ハンチョウ)の活躍…西方の事情判明
(ローマ帝国の存在など)
部下の甘英(カンエイ)を大秦国(ローマ帝国)に派遣
大秦国王安敦(マルクス=アウレリウス=アントニヌス)の使者が日南郡(ベトナム中部)に到達
◇漢の社会
・大土地を所有し、農民を支配する豪族の登場
→前漢の哀帝が限田法を出すが、効果は上がらない
・役人採用の方法を郷挙里選(キョウキョリセン)にする(漢の武帝)
…地方長官の推薦による官史登用
→豪族の官僚化
◇漢の文化
・儒学
前漢…官学化(武帝のとき董仲舒が提案)、五経博士の設置
後漢…訓詁学(クンコガク)の発達…古典の字句の解釈、代表:鄭玄(ジョウゲン)
・歴史書
前漢…司馬遷(シバセン)の「史記」(太古~武帝)
後漢…班固の「漢書」(前漢)
※どちらも紀伝体(伝記をまとめる)による
・紙の発明(従来は木簡(モッカン)、竹簡(チクカン))、後漢の蔡倫による
この内容の授業動画はこちらです!
・前漢の外戚王莽(オウモウ)が帝位を奪う
・周を理想とする極端な復古政治
・赤眉の乱(セキビノラン)で滅亡
◇後漢の成立(都:洛陽)
・劉秀(光武帝)
豪族で支持で漢を再興、内政重視
倭の王に「漢委奴国王(カンノワノナノコクオウ)」の金印を授ける
・後漢の対外関係←光武帝死後
西域都護班超(ハンチョウ)の活躍…西方の事情判明
(ローマ帝国の存在など)
部下の甘英(カンエイ)を大秦国(ローマ帝国)に派遣
大秦国王安敦(マルクス=アウレリウス=アントニヌス)の使者が日南郡(ベトナム中部)に到達
◇漢の社会
・大土地を所有し、農民を支配する豪族の登場
→前漢の哀帝が限田法を出すが、効果は上がらない
・役人採用の方法を郷挙里選(キョウキョリセン)にする(漢の武帝)
…地方長官の推薦による官史登用
→豪族の官僚化
◇漢の文化
・儒学
前漢…官学化(武帝のとき董仲舒が提案)、五経博士の設置
後漢…訓詁学(クンコガク)の発達…古典の字句の解釈、代表:鄭玄(ジョウゲン)
・歴史書
前漢…司馬遷(シバセン)の「史記」(太古~武帝)
後漢…班固の「漢書」(前漢)
※どちらも紀伝体(伝記をまとめる)による
・紙の発明(従来は木簡(モッカン)、竹簡(チクカン))、後漢の蔡倫による
この内容の授業動画はこちらです!
【33】前漢の成立
◇前漢の成立…都:長安
・劉邦(高祖)…建国
郡国制の施行(郡県制と封建制の併用)
・景帝
呉楚七国の乱…乱後、諸侯の勢力抑圧
→郡県制に移行し、中央集権的に
・武帝…前漢の全盛期
外征
西{張騫(チョウケン)を大月氏(タイゲツシ)に派遣
{(匈奴のはさみ打ちが目的)
{ →西域の事情判明
{大宛(タイエン、フェルガナ)遠征(汗血馬の入手が目的)
{匈奴攻撃→敦煌郡(トンコウ)など4郡設置
東…衛氏朝鮮征服
→楽浪郡など4郡設置
南…南越を制服
→南海群など9郡設置
内政
塩、鉄、酒の専売←多遠征で財政危機
五銖銭(ゴシュセン)鋳造
均輸法(物価調整)、平準法(物価抑制)
儒学の官学化(董仲舒(トウチュウジョ)のすすめ)→五経博士をおく
・弱体化(武帝の死後)
宮廷内での宦官(カンガン)、外戚の横暴、地方豪族の進出
この内容の授業動画はこちら!
・劉邦(高祖)…建国
郡国制の施行(郡県制と封建制の併用)
・景帝
呉楚七国の乱…乱後、諸侯の勢力抑圧
→郡県制に移行し、中央集権的に
・武帝…前漢の全盛期
外征
西{張騫(チョウケン)を大月氏(タイゲツシ)に派遣
{(匈奴のはさみ打ちが目的)
{ →西域の事情判明
{大宛(タイエン、フェルガナ)遠征(汗血馬の入手が目的)
{匈奴攻撃→敦煌郡(トンコウ)など4郡設置
東…衛氏朝鮮征服
→楽浪郡など4郡設置
南…南越を制服
→南海群など9郡設置
内政
塩、鉄、酒の専売←多遠征で財政危機
五銖銭(ゴシュセン)鋳造
均輸法(物価調整)、平準法(物価抑制)
儒学の官学化(董仲舒(トウチュウジョ)のすすめ)→五経博士をおく
・弱体化(武帝の死後)
宮廷内での宦官(カンガン)、外戚の横暴、地方豪族の進出
この内容の授業動画はこちら!
2015年10月4日日曜日
【32】 秦の統一
秦の統一
・秦の全国統一
全語句の七雄のうち「秦」の孝公(始皇帝の父)が
商鞅の法家の思想を取り入れ強大化
秦:円銭、韓・魏・趙:布銭、斉、燕:刀銭
政が中国を統一し「始皇帝」と名乗る
◇始皇帝の政治
・都:咸陽(カンヨウ)
・郡県制:全国を群・県に分け、中央から派遣した役人に統治させる
・法家の採用…丞相(ジョウショウ):李斯(リシ、法家の人物)
儒家の弾圧…焚書(フンショ) 坑儒→儒家の坑殺(穴埋めにする)
→医薬占い農業以外の書物を焼却
・貨幣(半両銭)、度量衡(単位)、文字の統一
・対外政策
{北方…異民族の匈奴(キョウド)を攻撃、万里の長城を修築
{南方…華南を征服、南海群を設置
・滅亡
原因…急激な統一政策、対外戦争、大土木工事→民衆の反感
農民反乱…陳勝・呉広(チンショウ・ゴコウ)の乱
楚の項羽と漢の劉邦の挙兵→秦の滅亡
この内容の授業動画はこちら!
・秦の全国統一
全語句の七雄のうち「秦」の孝公(始皇帝の父)が
商鞅の法家の思想を取り入れ強大化
秦:円銭、韓・魏・趙:布銭、斉、燕:刀銭
政が中国を統一し「始皇帝」と名乗る
◇始皇帝の政治
・都:咸陽(カンヨウ)
・郡県制:全国を群・県に分け、中央から派遣した役人に統治させる
・法家の採用…丞相(ジョウショウ):李斯(リシ、法家の人物)
儒家の弾圧…焚書(フンショ) 坑儒→儒家の坑殺(穴埋めにする)
→医薬占い農業以外の書物を焼却
・貨幣(半両銭)、度量衡(単位)、文字の統一
・対外政策
{北方…異民族の匈奴(キョウド)を攻撃、万里の長城を修築
{南方…華南を征服、南海群を設置
・滅亡
原因…急激な統一政策、対外戦争、大土木工事→民衆の反感
農民反乱…陳勝・呉広(チンショウ・ゴコウ)の乱
楚の項羽と漢の劉邦の挙兵→秦の滅亡
この内容の授業動画はこちら!
【31】 諸子百家
◇諸子百家…春秋・戦国時代に登場した「いろいろな学問のいろいろな先生」のこと
「子」は"先生"のこと、「家」は学問のジャンルを言う
・春秋・戦国時代…「乱世」…家柄でなく実力が重視される→思想・学問界も
・儒家…上下関係に基づく秩序による理想社会をめざす学問
・孔子…儒家の祖、「礼」や「仁」の完成を目標とする
礼:ルール、規範
仁:人に与える親愛、人倫
先生と生徒:生徒→先生に礼、先生→生徒に仁(いい授業)
・孟子…性善説をとなえ、徳治主義による王道政治を主張、まず良い仁があって礼がよくなる
・荀子…性悪説をとなえ、礼の重要性を強調、礼をしっかりすれば仁がよくなる
・道家…人為的な道徳を否定、無為自然(ムイシゼン)を説く→のちの「道教」に影響
・老子
・荘子
・墨家…無差別の愛(兼愛)や非攻を唱える
・墨子(ボクシ)
・法家…性悪説の影響を受ける。法律万能の法治主義→戦国の「秦」で採用
礼をルール化(しないやつは罰則)
・韓非
・商鞅(ショウオウ)…秦の孝公(始皇帝の父)に仕える
・李斯(リシ)…秦の始皇帝に仕える
・名家…論理学をとなえる(公孫竜)
・兵家…兵法をとく(孫子、呉子) 風林火山
・縦横家…「合従策(ガッショウサク)(弱い国は弱い国同士同盟)」「連衡策(弱い国は強い国と同盟)」などの外交策を論じる
(蘇秦) (張儀)
・陰陽家…天体の運行と人間との関係を説く(鄒衍(スウエン))
・農家…農業技術を論じる(許行)
・春秋・戦国時代の文学作品
・「詩経(シキョウ)」(詩集)
・「春秋」(歴史書)
・「楚辞」(楚の屈原による文学)
この内容の授業動画はこちら!
「子」は"先生"のこと、「家」は学問のジャンルを言う
・春秋・戦国時代…「乱世」…家柄でなく実力が重視される→思想・学問界も
・儒家…上下関係に基づく秩序による理想社会をめざす学問
・孔子…儒家の祖、「礼」や「仁」の完成を目標とする
礼:ルール、規範
仁:人に与える親愛、人倫
先生と生徒:生徒→先生に礼、先生→生徒に仁(いい授業)
・孟子…性善説をとなえ、徳治主義による王道政治を主張、まず良い仁があって礼がよくなる
・荀子…性悪説をとなえ、礼の重要性を強調、礼をしっかりすれば仁がよくなる
・道家…人為的な道徳を否定、無為自然(ムイシゼン)を説く→のちの「道教」に影響
・老子
・荘子
・墨家…無差別の愛(兼愛)や非攻を唱える
・墨子(ボクシ)
・法家…性悪説の影響を受ける。法律万能の法治主義→戦国の「秦」で採用
礼をルール化(しないやつは罰則)
・韓非
・商鞅(ショウオウ)…秦の孝公(始皇帝の父)に仕える
・李斯(リシ)…秦の始皇帝に仕える
・名家…論理学をとなえる(公孫竜)
・兵家…兵法をとく(孫子、呉子) 風林火山
・縦横家…「合従策(ガッショウサク)(弱い国は弱い国同士同盟)」「連衡策(弱い国は強い国と同盟)」などの外交策を論じる
(蘇秦) (張儀)
・陰陽家…天体の運行と人間との関係を説く(鄒衍(スウエン))
・農家…農業技術を論じる(許行)
・春秋・戦国時代の文学作品
・「詩経(シキョウ)」(詩集)
・「春秋」(歴史書)
・「楚辞」(楚の屈原による文学)
この内容の授業動画はこちら!
2015年10月2日金曜日
【30】周王朝の時代
◇周王朝…前半は「西周」→弱体化して「東周」
◇西周時代
・都…鎬京(コウケイ)
・封建制度(王が土地を与え任せる)…周の場合は血縁を仲立ちとしている
(王の一族や功臣(コウシン)を諸侯(ショコウ)とし、その下に卿(ケイ)・大夫(タイフ)・士をおく)
・宗族(同族集団)の形成…宗法(一族のおきて)でまとめる
※西方の遊牧民(犬戎(ケンジュウ))の侵入
→都の東方の洛邑に移す(これ以降は東周と言われる)
{◇春秋時代…孔子の著作「春秋」に由来
{ 有力諸侯の「覇者」があらわれる
{ …周王室を尊重し「尊皇攘夷」をとなえ、互いに戦う
◇東周時代 { 覇者:周を守る建前で、周の家来No1を争う
(春秋戦国時代) { 春秋五覇の出現…斉の桓公、晋の文公
{ ----------------------------------------------------
{ 春秋から戦国へ
{ 春秋で最も有力な晋が韓、魏、趙の3か国に分裂←下剋上
{ 鉄製農具の普及、牛耕の普及
{ 青銅貨幣の流行
{ ----------------------------------------------------
{◇戦国時代…「戦国策」という書物に由来
{ 周王朝を無視して互いに戦う…下剋上の時代
{ 戦国の七雄
{ 韓、魏、趙、秦、楚、斉、燕
{
この内容の授業動画はこちら!
◇西周時代
・都…鎬京(コウケイ)
・封建制度(王が土地を与え任せる)…周の場合は血縁を仲立ちとしている
(王の一族や功臣(コウシン)を諸侯(ショコウ)とし、その下に卿(ケイ)・大夫(タイフ)・士をおく)
・宗族(同族集団)の形成…宗法(一族のおきて)でまとめる
※西方の遊牧民(犬戎(ケンジュウ))の侵入
→都の東方の洛邑に移す(これ以降は東周と言われる)
{◇春秋時代…孔子の著作「春秋」に由来
{ 有力諸侯の「覇者」があらわれる
{ …周王室を尊重し「尊皇攘夷」をとなえ、互いに戦う
◇東周時代 { 覇者:周を守る建前で、周の家来No1を争う
(春秋戦国時代) { 春秋五覇の出現…斉の桓公、晋の文公
{ ----------------------------------------------------
{ 春秋から戦国へ
{ 春秋で最も有力な晋が韓、魏、趙の3か国に分裂←下剋上
{ 鉄製農具の普及、牛耕の普及
{ 青銅貨幣の流行
{ ----------------------------------------------------
{◇戦国時代…「戦国策」という書物に由来
{ 周王朝を無視して互いに戦う…下剋上の時代
{ 戦国の七雄
{ 韓、魏、趙、秦、楚、斉、燕
{
この内容の授業動画はこちら!
【29】中国文明の発生
◇農耕の始まり
・黄河流域(黄土地帯)…アワなどの雑穀中心の農業
・長江流域…稲作中心の農業
◇中国文明の発生
・黄河文明
仰韶文化(ギョウショウ・ヤンシャオ、彩陶文化(サイトウ))…黄河中流域、彩陶(彩文土器)の使用
竜山(ロンシャン、黒陶文化)…黄河下流域、黒陶の使用…三足土器など
※同時代の長江流域…河姆渡(かぼと)遺跡の存在
◇都市国家の形成
・黄河流域に都市国家(=邑(ユウ))が形成
メソポタミア…ウル、ウルク
ギリシア…ポリス
エジプト…モノス
◇殷王朝…邑の連合体
・都の跡である殷墟(インキョ)の発掘(河南省安陽市)
甲骨文字の使用…亀甲、獣骨に刻む漢字の原型、占いの結果を書き留める(亀甲の燃やすした結果)
祭政一致の神権政治…占いにより国事を決定、
高度な青銅器
この内容の授業動画はこちら!
・黄河流域(黄土地帯)…アワなどの雑穀中心の農業
・長江流域…稲作中心の農業
◇中国文明の発生
・黄河文明
仰韶文化(ギョウショウ・ヤンシャオ、彩陶文化(サイトウ))…黄河中流域、彩陶(彩文土器)の使用
竜山(ロンシャン、黒陶文化)…黄河下流域、黒陶の使用…三足土器など
※同時代の長江流域…河姆渡(かぼと)遺跡の存在
◇都市国家の形成
・黄河流域に都市国家(=邑(ユウ))が形成
メソポタミア…ウル、ウルク
ギリシア…ポリス
エジプト…モノス
◇殷王朝…邑の連合体
・都の跡である殷墟(インキョ)の発掘(河南省安陽市)
甲骨文字の使用…亀甲、獣骨に刻む漢字の原型、占いの結果を書き留める(亀甲の燃やすした結果)
祭政一致の神権政治…占いにより国事を決定、
高度な青銅器
この内容の授業動画はこちら!
2015年10月1日木曜日
【28】 東南アジアの諸王朝
カンボジア
扶南→真臘(アンコール)
ベトナム北部
李朝→陳朝→黎朝→阮朝
ベトナム南部
チャンパ―(林邑→環王→占城)
ビルマ
ピュー→パガン→トゥングー→コンバウン
タイ
ドヴァーラヴァンティ→スコータイ→アコタヤ→ラタナコーシン
マレー・スマトラ
シュリーヴィジャヤ→マラッカ→アチェ
ジャワ
シャイレンドラ→クディリ→シンガサリ→マジャパヒト→マタラム
◇カンボジア
[扶南→真臘(アンコール)]
1C 扶南…東南アジア最古の王朝
オケオ遺跡が知られる
6C 真臘(カンボジア)
…12Cアンコール朝がアンコール=ワット建造
◇ベトナム北部
[李朝→陳朝→黎朝→阮朝]
前4 ドンソン文化…銅鼓などが知られる
11C 李朝(大越)
13C 陳朝…元の進行撃退、字喃(チュノム)の作成
◇ベトナム南部
[チャンパ―(林邑→環王→占城)]
2C 林邑
8C 環王
10C 占城…占城稲(チャンパー米)中国の宋でさかんに栽培、収量増大
◇ビルマ
[ピュー→パガン→トゥングー→コンバウン]
8C ピュー
11C パガン朝…上座部仏教の繁栄
◇タイ
[ドヴァーラヴァティー→スコータイ→アユタヤ→ラタナコーシン]
7C ドヴァーラヴァティー
◇マレー・スマトラ
[シュリーヴィジャヤ→マラッカ→アチェ]
7C シュリーヴィジャヤ王国…マラッカ海峡をおさえる
唐僧義浄(南海寄帰内法伝)が立ち寄る、大乗仏教が栄える
◇ジャワ
[シャイレンドラ→グディリ→シンガサリ→マジャパヒト→マタラム]
8C シャイレンドラ朝…ボロブドゥールの仏塔を建造
この内容の授業動画はこちら!
扶南→真臘(アンコール)
ベトナム北部
李朝→陳朝→黎朝→阮朝
ベトナム南部
チャンパ―(林邑→環王→占城)
ビルマ
ピュー→パガン→トゥングー→コンバウン
タイ
ドヴァーラヴァンティ→スコータイ→アコタヤ→ラタナコーシン
マレー・スマトラ
シュリーヴィジャヤ→マラッカ→アチェ
ジャワ
シャイレンドラ→クディリ→シンガサリ→マジャパヒト→マタラム
◇カンボジア
[扶南→真臘(アンコール)]
1C 扶南…東南アジア最古の王朝
オケオ遺跡が知られる
6C 真臘(カンボジア)
…12Cアンコール朝がアンコール=ワット建造
◇ベトナム北部
[李朝→陳朝→黎朝→阮朝]
前4 ドンソン文化…銅鼓などが知られる
11C 李朝(大越)
13C 陳朝…元の進行撃退、字喃(チュノム)の作成
◇ベトナム南部
[チャンパ―(林邑→環王→占城)]
2C 林邑
8C 環王
10C 占城…占城稲(チャンパー米)中国の宋でさかんに栽培、収量増大
◇ビルマ
[ピュー→パガン→トゥングー→コンバウン]
8C ピュー
11C パガン朝…上座部仏教の繁栄
◇タイ
[ドヴァーラヴァティー→スコータイ→アユタヤ→ラタナコーシン]
7C ドヴァーラヴァティー
◇マレー・スマトラ
[シュリーヴィジャヤ→マラッカ→アチェ]
7C シュリーヴィジャヤ王国…マラッカ海峡をおさえる
唐僧義浄(南海寄帰内法伝)が立ち寄る、大乗仏教が栄える
◇ジャワ
[シャイレンドラ→グディリ→シンガサリ→マジャパヒト→マタラム]
8C シャイレンドラ朝…ボロブドゥールの仏塔を建造
この内容の授業動画はこちら!
【27】 ムガル帝国の衰退と地方勢力の台頭
◇第6代アウラングゼーブ…祈る人(熱心なイスラム教徒)
帝国最大の領土を形成
インド南端を除く全土を統一
ヒンドゥー教徒を圧迫(ジズヤを復活)
→ラージプート族の支持を失う
◇帝国の衰退(アウラングゼーブの死後)
マラーター王国(西インド)、シク教徒(西北インド)の反乱
イギリス、フランス勢力の進出
◇インド=イスラーム文化
・絵画…ムガル絵画(細密画)、ラージプート絵画(伝統的)
・建築…タージ=マハル
・宗教…イスラーム教とヒンドゥー教に加え両者を融合したシク教をなーなくが創始
パンジャーブ地方に信者拡大
・言語…ウルドゥー語の成立…ペルシア語とヒンドゥー語を融合
この内容の授業動画はこちら!
帝国最大の領土を形成
インド南端を除く全土を統一
ヒンドゥー教徒を圧迫(ジズヤを復活)
→ラージプート族の支持を失う
◇帝国の衰退(アウラングゼーブの死後)
マラーター王国(西インド)、シク教徒(西北インド)の反乱
イギリス、フランス勢力の進出
◇インド=イスラーム文化
・絵画…ムガル絵画(細密画)、ラージプート絵画(伝統的)
・建築…タージ=マハル
・宗教…イスラーム教とヒンドゥー教に加え両者を融合したシク教をなーなくが創始
パンジャーブ地方に信者拡大
・言語…ウルドゥー語の成立…ペルシア語とヒンドゥー語を融合
この内容の授業動画はこちら!
2015年9月27日日曜日
【26】インドのイスラーム化・ムガル帝国の建国
インダス文明
アーリア人→
ヴェーダ時代
小国分立
マウリヤ朝 }仏教
クシャーナ朝 }
グプタ朝 }ヒンドゥー教
ヴァルダナ朝 }
◇8~10世紀の時代
諸王朝に分裂(ラージプート時代)
◇11世紀以降の時代…インドのイスラーム化
11世紀…ガズナ朝(トルコ系イスラーム)
12世紀…ゴール朝
13世紀…奴隷王朝
ゴール朝の将軍アイバクが建国
トルコ人奴隷(マルムーク)
14世紀~15世紀
ハルジー朝
トゥグルク朝
サイイド朝
ロディー朝
これら5つの王朝の都はデリー、この5つの王朝をデリー=スルタン朝
※南インドは8~15世紀にかけて
チョーラ朝→パーンディヤ朝→ウィジャヤナガル王国
◇ムガル王国の成立
・初代バーブル (自称ティムールの子孫、ティムールは自称チンギス=ハンの子孫)モンゴル
都:デリー
デリー=スルタン朝最後のロディー朝を滅ぼし建国
・3代目アクバル
ラージプート族(ヒンドゥー教徒)と和解
イスラーム、ヒンドゥー両教徒の融和政策…ジズヤ(異教徒にかけられる人頭税)の廃止
都をアグラに移す
・5代目シャー=ジャハーン
タージ=マハルの建造
この内容の授業動画はこちら!
アーリア人→
ヴェーダ時代
小国分立
マウリヤ朝 }仏教
クシャーナ朝 }
グプタ朝 }ヒンドゥー教
ヴァルダナ朝 }
◇8~10世紀の時代
諸王朝に分裂(ラージプート時代)
◇11世紀以降の時代…インドのイスラーム化
11世紀…ガズナ朝(トルコ系イスラーム)
12世紀…ゴール朝
13世紀…奴隷王朝
ゴール朝の将軍アイバクが建国
トルコ人奴隷(マルムーク)
14世紀~15世紀
ハルジー朝
トゥグルク朝
サイイド朝
ロディー朝
これら5つの王朝の都はデリー、この5つの王朝をデリー=スルタン朝
※南インドは8~15世紀にかけて
チョーラ朝→パーンディヤ朝→ウィジャヤナガル王国
◇ムガル王国の成立
・初代バーブル (自称ティムールの子孫、ティムールは自称チンギス=ハンの子孫)モンゴル
都:デリー
デリー=スルタン朝最後のロディー朝を滅ぼし建国
・3代目アクバル
ラージプート族(ヒンドゥー教徒)と和解
イスラーム、ヒンドゥー両教徒の融和政策…ジズヤ(異教徒にかけられる人頭税)の廃止
都をアグラに移す
・5代目シャー=ジャハーン
タージ=マハルの建造
この内容の授業動画はこちら!
【25】マウリヤ朝・クシャーナ朝
◇グプタ朝(都:パータリプトラ)
・チャンドラグプタ1世…建国
・チャンドラグプタ2世…最盛期
中国(東晋)の僧 法顕 が訪れる
・ヒンドゥー教の定着
シヴァ神ヴィシュヌ神などを信仰、ザ多神教(多面性をもつ)
生活様式や思考の全体にかかわる宗教
→インド世界の独自性の土台
・インド古典文化の黄金期
マヌ法典の成立…ヒンドゥー教に基づくインド人の生活規範
サンスクリット文学…サンスクリット語でかかれた
二大叙事詩の完成…「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」
カーリダーサの戯曲「シャクンタラー」
天文学、数学(ゼロの概念、十進法)
グプタ様式(仏教美術)
…アジャンター、エローラの石窟寺院
◇ヴァルダナ朝
・ハルシャ=ヴァルダナ…建国
中国(唐)の玄奘三蔵(ゲンジョウ)が訪問
(ナーランダー僧院で仏教研究を行う)
死後、国内分裂→衰退
以後、イスラーム教が流入
この内容の授業動画はこちら!
・チャンドラグプタ1世…建国
・チャンドラグプタ2世…最盛期
中国(東晋)の僧 法顕 が訪れる
・ヒンドゥー教の定着
シヴァ神ヴィシュヌ神などを信仰、ザ多神教(多面性をもつ)
生活様式や思考の全体にかかわる宗教
→インド世界の独自性の土台
・インド古典文化の黄金期
マヌ法典の成立…ヒンドゥー教に基づくインド人の生活規範
サンスクリット文学…サンスクリット語でかかれた
二大叙事詩の完成…「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」
カーリダーサの戯曲「シャクンタラー」
天文学、数学(ゼロの概念、十進法)
グプタ様式(仏教美術)
…アジャンター、エローラの石窟寺院
◇ヴァルダナ朝
・ハルシャ=ヴァルダナ…建国
中国(唐)の玄奘三蔵(ゲンジョウ)が訪問
(ナーランダー僧院で仏教研究を行う)
死後、国内分裂→衰退
以後、イスラーム教が流入
この内容の授業動画はこちら!
【24】マウリヤ朝・クシャーナ朝
それまでのインド…都市国家や小国分立の段階
アレクサンドロスの東方遠征→インダス川まで到達
→防衛の必要上、統一に向かう→統一王朝の誕生
◇マウリヤ朝…インド初の統一王朝(都:パータリプトラ)
・チャンドラグプタ…建国(マガダ国のナンダ朝をたおす)
・アシューカ王…全盛期
南端を除く全インドを統一
ダルマ(仏教のルール)に基づく政治(各地に磨崖碑(マガイヒ))
第3回仏典結集
海外へ布教…スリランカに布教
◇クシャーナ朝とサータヴァーハナ朝
・クシャーナ朝(都:プルシャプラ)
カニシカ王(最盛期)
ガンダーラ美術…ギリシア文化の影響受けた仏教美術
大乗仏教の発達…ナーガールジュナが理論を確立 大乗:大きな乗り物
(菩薩信仰を中心に広く万人の救済をめざす、中国・日本などに伝わる)
悟り・修行・出家しなくても、在家のまま(全員)が救われる
仏様が全員を救ってくれ、全体の欲は減らされる
※それまでの仏教は、小乗仏教(上座部仏教)…個人の救済をめざす
→東南アジアに伝わる
・サータヴァーハナ朝
中南部のインドに成立
ローマ帝国や中国との海上貿易で繁栄
この内容の授業動画はこちら!
アレクサンドロスの東方遠征→インダス川まで到達
→防衛の必要上、統一に向かう→統一王朝の誕生
◇マウリヤ朝…インド初の統一王朝(都:パータリプトラ)
・チャンドラグプタ…建国(マガダ国のナンダ朝をたおす)
・アシューカ王…全盛期
南端を除く全インドを統一
ダルマ(仏教のルール)に基づく政治(各地に磨崖碑(マガイヒ))
第3回仏典結集
海外へ布教…スリランカに布教
◇クシャーナ朝とサータヴァーハナ朝
・クシャーナ朝(都:プルシャプラ)
カニシカ王(最盛期)
ガンダーラ美術…ギリシア文化の影響受けた仏教美術
大乗仏教の発達…ナーガールジュナが理論を確立 大乗:大きな乗り物
(菩薩信仰を中心に広く万人の救済をめざす、中国・日本などに伝わる)
悟り・修行・出家しなくても、在家のまま(全員)が救われる
仏様が全員を救ってくれ、全体の欲は減らされる
※それまでの仏教は、小乗仏教(上座部仏教)…個人の救済をめざす
→東南アジアに伝わる
・サータヴァーハナ朝
中南部のインドに成立
ローマ帝国や中国との海上貿易で繁栄
この内容の授業動画はこちら!
【23】小国分立の時代
◇都市国家の成立、成長
コーサラ国、マガナ国など小国家が成長
この時代、バラモンたちが権威主義に(威張りすぎる)
→バラモン教を批判した2つの宗教と1つの哲学がおきる
・仏教の成立←クシャトリア階層が支持
ガウタマ=シッダールタ(ブッタ)が創始
バラモン教の祭式否定、ヴァルナ制否定
欲を捨て、悟りをひらく精神的修行を重視
(八正道を行い、輪廻から解脱する)
食欲を捨てる→断食(苦行)→欲が増える
→女の子(スジャータ)からお粥貰う(ほどほどに満たす)→欲を満たす
苦行ではなく、正しい道を行う
・ジャイナ教←ヴァイシャ層が支持
ヴァルダマーナが創始
バラモン教の祭式否定、ヴァルナ制否定
徹底した苦行、不殺生主義
・ウパニシャッド哲学
バラモン教の自己批判…内面の思索を重視
この内容の授業動画はこちら!
コーサラ国、マガナ国など小国家が成長
この時代、バラモンたちが権威主義に(威張りすぎる)
→バラモン教を批判した2つの宗教と1つの哲学がおきる
・仏教の成立←クシャトリア階層が支持
ガウタマ=シッダールタ(ブッタ)が創始
バラモン教の祭式否定、ヴァルナ制否定
欲を捨て、悟りをひらく精神的修行を重視
(八正道を行い、輪廻から解脱する)
食欲を捨てる→断食(苦行)→欲が増える
→女の子(スジャータ)からお粥貰う(ほどほどに満たす)→欲を満たす
苦行ではなく、正しい道を行う
・ジャイナ教←ヴァイシャ層が支持
ヴァルダマーナが創始
バラモン教の祭式否定、ヴァルナ制否定
徹底した苦行、不殺生主義
・ウパニシャッド哲学
バラモン教の自己批判…内面の思索を重視
この内容の授業動画はこちら!
【22】インド文明の形成
◇インド文明の形成
・インダス文明…ドラヴィダ系民族によって形成
代表的遺跡
モエンジョ=ダーロ(インダス下流…シンド地方)
都市跡、浴場跡、水道
ハラッパー(インダス上流…パンジャーブ地方)
・特色…青銅器文明、インダス文字を彫った印象
未解読
◇アーリア人の侵入
・アーリア人がインドに侵入
…インド・ヨーロッパ系の牧畜民
◇ヴェーダ時代
・ヴェーダ(神々への讃歌)の形成
…最古のヴェーダはリグ=ヴェーダ
・ガンジス川流域に進出
鉄器の使用…農業生産向上→階級分化
ヴァルナ制…4つの身分に分化
バラモン…司祭(宗教儀式を司る)
クシャトリア…武士・貴族(政治、軍事担当)
ヴァイシャ…庶民(農業、商業)
シュードラ…隷属民(最下層の被征服民)
ジャーティ(出自、生まれ)により、これがさらに細かく分かれ、
カースト制が成立…インド社会の発展を阻害
・バラモン教の成立
…聖典ヴェーダに基づく宗教
→祭式中心の形式主義
この内容の授業動画はこちら!
・インダス文明…ドラヴィダ系民族によって形成
代表的遺跡
モエンジョ=ダーロ(インダス下流…シンド地方)
都市跡、浴場跡、水道
ハラッパー(インダス上流…パンジャーブ地方)
・特色…青銅器文明、インダス文字を彫った印象
未解読
◇アーリア人の侵入
・アーリア人がインドに侵入
…インド・ヨーロッパ系の牧畜民
◇ヴェーダ時代
・ヴェーダ(神々への讃歌)の形成
…最古のヴェーダはリグ=ヴェーダ
・ガンジス川流域に進出
鉄器の使用…農業生産向上→階級分化
ヴァルナ制…4つの身分に分化
バラモン…司祭(宗教儀式を司る)
クシャトリア…武士・貴族(政治、軍事担当)
ヴァイシャ…庶民(農業、商業)
シュードラ…隷属民(最下層の被征服民)
ジャーティ(出自、生まれ)により、これがさらに細かく分かれ、
カースト制が成立…インド社会の発展を阻害
・バラモン教の成立
…聖典ヴェーダに基づく宗教
→祭式中心の形式主義
この内容の授業動画はこちら!
【21】ローマ文化
◇ローマ文化{芸術…ギリシアの模倣
{文学…ラテン文学(ラテン語)
{実用的な学問、建築
・文学…ラテン語で書かれたラテン文学の全盛期
ウェルギリウス…ローマの建国をうたった叙事詩『アエネイス』
ホラティウス…『叙情詩集』
オウィディウス…『愛の歌』
キケロ…ローマ最大の散文家、雄弁家
・哲学…ストア派の哲学が流行、禁欲
セネカ…代表作「幸福論」 ネロ帝の教師
エピクテトス…代表作「語録」、ネロ帝の家来の奴隷
マルクス=アウレリウス=アントニヌス…代表作「自省録」
・歴史
ポリビオス…「歴史」ローマ前半の歴史
タキトウス…「ゲルマニア」ゲルマン社会を描き、ローマの課題を指摘
プルタルコス…「対比列伝」ギリシア、ローマの英雄を対比して論じる
・自然科学
プリニウス…「博物誌」、博物学者、火山に行って死んだ
プトレマイオス…天動説をとなえる
ストラボン…「地理誌」
・建築
コロッセウム…円形闘技場
パンテオン…「万神殿」…のちにキリスト教の聖堂に
・法律
(ローマの東西分裂後)
東ローマ皇帝が編纂…ローマ法大全
・キリスト教
教父たちによる教義統一
→代表:アウグスティヌス「告白録」「神の国」
この内容の授業動画はこちら!
{文学…ラテン文学(ラテン語)
{実用的な学問、建築
・文学…ラテン語で書かれたラテン文学の全盛期
ウェルギリウス…ローマの建国をうたった叙事詩『アエネイス』
ホラティウス…『叙情詩集』
オウィディウス…『愛の歌』
キケロ…ローマ最大の散文家、雄弁家
・哲学…ストア派の哲学が流行、禁欲
セネカ…代表作「幸福論」 ネロ帝の教師
エピクテトス…代表作「語録」、ネロ帝の家来の奴隷
マルクス=アウレリウス=アントニヌス…代表作「自省録」
・歴史
ポリビオス…「歴史」ローマ前半の歴史
タキトウス…「ゲルマニア」ゲルマン社会を描き、ローマの課題を指摘
プルタルコス…「対比列伝」ギリシア、ローマの英雄を対比して論じる
・自然科学
プリニウス…「博物誌」、博物学者、火山に行って死んだ
プトレマイオス…天動説をとなえる
ストラボン…「地理誌」
・建築
コロッセウム…円形闘技場
パンテオン…「万神殿」…のちにキリスト教の聖堂に
・法律
(ローマの東西分裂後)
東ローマ皇帝が編纂…ローマ法大全
・キリスト教
教父たちによる教義統一
→代表:アウグスティヌス「告白録」「神の国」
この内容の授業動画はこちら!
【20】キリスト教の成立
◇キリスト教成立
・キリスト教のもと…ユダヤ教
ユダヤ教…神(ヤハウェ)の一神教
救世主(メシア)待望の観念、排他的選民思想(ユダヤ人だけが救われる)
次第に戒律主義を唱えるパリサイ派が中心となる
・イエスの出現
ユダヤ教を批判、神の愛と隣人愛を説く
次第に彼が救世主(メシア=キリスト)と言われるようになる
↑
ユダヤの司祭たちはイエスに反逆者との罪をかぶせ、処刑に追いこむ、最後の晩餐(ユダの裏切り)
処刑して三日後に復活した伝説が信仰を生み、キリスト教が成立
・イエスの死後
ペテロなどの使徒が伝道(異邦人へのパウロの伝道など)
教典などある「新約聖書」が成立
→福音書と使徒行伝
◇迫害から国教へ
・ネロ帝、ディオクレティアヌス軍の迫害→多くの殉教者
信者はカタコンベ(地下墓地)で信仰
・コンスタンティヌス帝…ミラノ勅令でキリスト教公認
・テオドシウス帝…キリスト教を国教化
◇教義の統一…キリスト教の正統をアタナシウス派(三位一体説、神=イエス=人)とする
{・ニーケア公会議…アリウス派が異端、イエス=人 →ゲルマン人布教
異端{・エフェリス公会議…ネストリウス派が異端、イエス=神、イエス=人 →中国に伝わり景教と言われる
{・カルケドン公会議…単性論が異端、イエス・神 →エジプトに伝わり、コプト教会となる
中世に入り、アウグスティヌスなどの教父が正統教義を確立・発展→神学の発展
「神の国」「告白録」
この内容の授業動画はこちら!
・キリスト教のもと…ユダヤ教
ユダヤ教…神(ヤハウェ)の一神教
救世主(メシア)待望の観念、排他的選民思想(ユダヤ人だけが救われる)
次第に戒律主義を唱えるパリサイ派が中心となる
・イエスの出現
ユダヤ教を批判、神の愛と隣人愛を説く
次第に彼が救世主(メシア=キリスト)と言われるようになる
↑
ユダヤの司祭たちはイエスに反逆者との罪をかぶせ、処刑に追いこむ、最後の晩餐(ユダの裏切り)
処刑して三日後に復活した伝説が信仰を生み、キリスト教が成立
・イエスの死後
ペテロなどの使徒が伝道(異邦人へのパウロの伝道など)
教典などある「新約聖書」が成立
→福音書と使徒行伝
◇迫害から国教へ
・ネロ帝、ディオクレティアヌス軍の迫害→多くの殉教者
信者はカタコンベ(地下墓地)で信仰
・コンスタンティヌス帝…ミラノ勅令でキリスト教公認
・テオドシウス帝…キリスト教を国教化
◇教義の統一…キリスト教の正統をアタナシウス派(三位一体説、神=イエス=人)とする
{・ニーケア公会議…アリウス派が異端、イエス=人 →ゲルマン人布教
異端{・エフェリス公会議…ネストリウス派が異端、イエス=神、イエス=人 →中国に伝わり景教と言われる
{・カルケドン公会議…単性論が異端、イエス・神 →エジプトに伝わり、コプト教会となる
中世に入り、アウグスティヌスなどの教父が正統教義を確立・発展→神学の発展
「神の国」「告白録」
この内容の授業動画はこちら!
【19】ローマの社会構造の変化
◇社会構造の変化
・ローマの拡大期(共和政~五賢帝時代)
ポエニ戦争など、戦争に勝利
戦争奴隷が容易に手に入る
金持ちは戦争奴隷を使い奴隷制大農園(ラティフンディア)を経営
多くの農民は没落(戦争にかり出されたことと、
奴隷の作った作物が安く、自分の作った作物が売れない)
→没落した農民は年に流入、パンと見世物(サーカス)を求める
※ローマの最大の領域の達成(トラヤヌスの時代)=ローマの拡大はストップ
・ローマの停滞期~衰退期(軍人皇帝時代~)
ローマの拡大はストップする
戦争奴隷は手に入りにくくなる
奴隷が減るとラティフンディア経営はできなくなる
→奴隷の待遇改善
生活の保障をされた奴隷は、もはや奴隷ではなくコロヌス(小作人)と言われる
こうした、コロヌスを使用した生産体制をコロナートゥスという
この内容の授業動画はこちら!
・ローマの拡大期(共和政~五賢帝時代)
ポエニ戦争など、戦争に勝利
戦争奴隷が容易に手に入る
金持ちは戦争奴隷を使い奴隷制大農園(ラティフンディア)を経営
多くの農民は没落(戦争にかり出されたことと、
奴隷の作った作物が安く、自分の作った作物が売れない)
→没落した農民は年に流入、パンと見世物(サーカス)を求める
※ローマの最大の領域の達成(トラヤヌスの時代)=ローマの拡大はストップ
・ローマの停滞期~衰退期(軍人皇帝時代~)
ローマの拡大はストップする
戦争奴隷は手に入りにくくなる
奴隷が減るとラティフンディア経営はできなくなる
→奴隷の待遇改善
生活の保障をされた奴隷は、もはや奴隷ではなくコロヌス(小作人)と言われる
こうした、コロヌスを使用した生産体制をコロナートゥスという
この内容の授業動画はこちら!
【18】ローマ⑦専制君主政
◇専制君主政…軍人皇帝時代の混乱を収拾
・ディオクレティアヌス
オリエント風の専制君主…皇帝崇拝の強制、私が神だ
キリスト教徒迫害
四文統治(四帝文治)…帝国を4つに分け、東西正副の4人の皇帝でおさめる
・コンスタンティヌス
キリスト教の公認(ミラノ勅令)
…キリスト教の力を利用し、帝国をひとつにまとめようとする
ニケーア公会議…キリスト教のアタナシウス派(三位一体説、神=イエス=人)を正統
アリウス派を異端とする
都をローマからコンスタンティノープルに移す
(ビザンティウム(現在のイスタンブール)に自らの名をつけ、遷都)
※このあと「背教者」コリアヌスによる最後のキリスト教迫害があるが
・テオドシウス
キリスト教を国教化
帝国内にゲルマン人が大量に侵入し混乱
死後、帝国は東西分裂(西ローマ帝国・東ローマ帝国)
→ローマの滅亡
※その後のローマ
西ローマ帝国…ゲルマン人のオドアケルにより滅ぼされる、100年弱
東ローマ帝国(ビザンツ帝国)…1000年間続き、オスマン帝国メフメト2世に滅ぼされる
この内容の授業動画はこちら!
・ディオクレティアヌス
オリエント風の専制君主…皇帝崇拝の強制、私が神だ
キリスト教徒迫害
四文統治(四帝文治)…帝国を4つに分け、東西正副の4人の皇帝でおさめる
・コンスタンティヌス
キリスト教の公認(ミラノ勅令)
…キリスト教の力を利用し、帝国をひとつにまとめようとする
ニケーア公会議…キリスト教のアタナシウス派(三位一体説、神=イエス=人)を正統
アリウス派を異端とする
都をローマからコンスタンティノープルに移す
(ビザンティウム(現在のイスタンブール)に自らの名をつけ、遷都)
※このあと「背教者」コリアヌスによる最後のキリスト教迫害があるが
・テオドシウス
キリスト教を国教化
帝国内にゲルマン人が大量に侵入し混乱
死後、帝国は東西分裂(西ローマ帝国・東ローマ帝国)
→ローマの滅亡
※その後のローマ
西ローマ帝国…ゲルマン人のオドアケルにより滅ぼされる、100年弱
東ローマ帝国(ビザンツ帝国)…1000年間続き、オスマン帝国メフメト2世に滅ぼされる
この内容の授業動画はこちら!
【17】ローマ④元首政の開始⑤五賢帝時代⑥軍人皇帝時代
元首政開始 前27~96 1C
五賢帝時代 96~180 2C
軍人皇帝時代 180~284 3C
専制君主時代 284~395 4C
◇元首政(プリンキパトゥス)の開始…ローマ帝政の開始
・オクタウィアヌス
元老院よりアウグストゥス(尊厳者)の称号をうける
・プリンケプス(第一の市民)として、共和政の伝統尊重
(実際は皇帝として権力をふるう)
内政に力をいれ、ここから200年間(五賢帝時代まで)を「ローマの平和(パックス・ロマーナ)」という
◇五賢帝時代…ローマの最盛期
・ネルウァ
攻・トラヤヌス…ダキア(ROMANIAルーマニア)を領有しローマ帝国領が最大となる
防・ハドリアヌス…各地に防塁(防壁)、ハドリアヌスの長城
・アントニウス=ピウス
賢・マルクス=アウレリウス=アントニヌス
ストア派哲学者として知られ「自省録」を著す
※この時代、盛んにアジアの国々と交易を行う
(季節風貿易)絹、香辛料など
◇軍人皇帝時代…帝国支配の動揺 100年で28人(26人は戦死)の皇帝
・各属州の軍団が皇帝をかついで争う
・北方のゲルマン人、東方のササン朝の侵入激化
※カラカラ帝…帝国の全自由民にローマ市民権を与えた
※ローマ法が万国法としての性格をもつ
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
五賢帝時代 96~180 2C
軍人皇帝時代 180~284 3C
専制君主時代 284~395 4C
◇元首政(プリンキパトゥス)の開始…ローマ帝政の開始
・オクタウィアヌス
元老院よりアウグストゥス(尊厳者)の称号をうける
・プリンケプス(第一の市民)として、共和政の伝統尊重
(実際は皇帝として権力をふるう)
内政に力をいれ、ここから200年間(五賢帝時代まで)を「ローマの平和(パックス・ロマーナ)」という
◇五賢帝時代…ローマの最盛期
・ネルウァ
攻・トラヤヌス…ダキア(ROMANIAルーマニア)を領有しローマ帝国領が最大となる
防・ハドリアヌス…各地に防塁(防壁)、ハドリアヌスの長城
・アントニウス=ピウス
賢・マルクス=アウレリウス=アントニヌス
ストア派哲学者として知られ「自省録」を著す
※この時代、盛んにアジアの国々と交易を行う
(季節風貿易)絹、香辛料など
◇軍人皇帝時代…帝国支配の動揺 100年で28人(26人は戦死)の皇帝
・各属州の軍団が皇帝をかついで争う
・北方のゲルマン人、東方のササン朝の侵入激化
※カラカラ帝…帝国の全自由民にローマ市民権を与えた
※ローマ法が万国法としての性格をもつ
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【16】ローマ③内乱の1世紀
◇内乱の1世紀(前133~前31、だいたい「紀元前1世紀」)
・グラックス兄弟の改革…あいついで護民官に就任
大土地所有の制限…ラティフンディアを制限、中小自作農を保護
→大地主の反対、暗殺され失敗
・内乱の1世紀の「3つの内乱」
{①閥族派(スラ)と平民派(マリウス)の争い
{ →話し合っても解決しない→少人数支配→三頭政治の背景
{②同盟市戦争
{ →イタリアの同盟市がローマ市民権を要求し反乱
{③スパルタクスの乱
{ →剣闘士奴隷の反乱
◇三頭政治の展開
・第1回三頭政治
カエサル・ポンペイウス・クラッスス
→ガリア(フランス)を平定したカエサルが力をもつ
ルビコン川
⇒カエサルの独裁
→ポンペイウスを倒し、ローマの支配者(終身独裁官)に→暗殺される
・第2回三頭政治
オクタウィアヌス・アントニウス・レピドウス
⇒オクタウィアヌスの天下平定
アクティウムの海戦…オクタウィアヌスがクレオパトラ(プトレマイオス朝エジプト最後の女王)と
結んだアントニウスを倒す
→プトレマイオス朝が滅亡
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
・グラックス兄弟の改革…あいついで護民官に就任
大土地所有の制限…ラティフンディアを制限、中小自作農を保護
→大地主の反対、暗殺され失敗
・内乱の1世紀の「3つの内乱」
{①閥族派(スラ)と平民派(マリウス)の争い
{ →話し合っても解決しない→少人数支配→三頭政治の背景
{②同盟市戦争
{ →イタリアの同盟市がローマ市民権を要求し反乱
{③スパルタクスの乱
{ →剣闘士奴隷の反乱
◇三頭政治の展開
・第1回三頭政治
カエサル・ポンペイウス・クラッスス
→ガリア(フランス)を平定したカエサルが力をもつ
ルビコン川
⇒カエサルの独裁
→ポンペイウスを倒し、ローマの支配者(終身独裁官)に→暗殺される
・第2回三頭政治
オクタウィアヌス・アントニウス・レピドウス
⇒オクタウィアヌスの天下平定
アクティウムの海戦…オクタウィアヌスがクレオパトラ(プトレマイオス朝エジプト最後の女王)と
結んだアントニウスを倒す
→プトレマイオス朝が滅亡
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【15】ローマ②ポエニ戦争
◇イタリア半島の統一
・中小農民による重装歩兵の活躍
・分割統治の原則…被征服都市の待遇に差別
◇ポエニ戦争…地中海の覇者をめぐるカルタゴ(フェニキア人国家)との戦い
第1回…シチリア島の獲得
(ローマ初の属州となる)
→海外植民地(長ぐつの外の土地)
第2回…ハンニバル(カルタゴ側)のイタリア侵入
→カンネーの戦いでローマ敗北 (ゾウをたくさん引き連れて、山脈を越える)
↓
スキピオ(ローマ側)の登場
→ザマの戦いでローマ勝利
第3回…カルタゴ
※結果…ローマの勝利、地中海の内海化
◇ローマ社会の変質…貧富の差の拡大
ポエニ戦争など戦争の勝利
→領土の拡大、奴隷の獲得
→奴隷制大農園(ラティフンディア)の発展
→中小農民の失業・没落→パンと見世物を要求する農民化
※今までの美族よりも属州統治を行った「新貴族(ノビレス)」や属州の
統治を行った騎士(エクイテス)が成長
⇒貧富の差が拡大
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
・中小農民による重装歩兵の活躍
・分割統治の原則…被征服都市の待遇に差別
◇ポエニ戦争…地中海の覇者をめぐるカルタゴ(フェニキア人国家)との戦い
第1回…シチリア島の獲得
(ローマ初の属州となる)
→海外植民地(長ぐつの外の土地)
第2回…ハンニバル(カルタゴ側)のイタリア侵入
→カンネーの戦いでローマ敗北 (ゾウをたくさん引き連れて、山脈を越える)
↓
スキピオ(ローマ側)の登場
→ザマの戦いでローマ勝利
第3回…カルタゴ
※結果…ローマの勝利、地中海の内海化
◇ローマ社会の変質…貧富の差の拡大
ポエニ戦争など戦争の勝利
→領土の拡大、奴隷の獲得
→奴隷制大農園(ラティフンディア)の発展
→中小農民の失業・没落→パンと見世物を要求する農民化
※今までの美族よりも属州統治を行った「新貴族(ノビレス)」や属州の
統治を行った騎士(エクイテス)が成長
⇒貧富の差が拡大
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【14】ローマ建国・身分闘争の時代
◇ローマの建国
・ラテン人がティベル河畔に建国
・先住民のエトルリア人の王を追放、共和政(王いない)を開始
・はじめはの共和政のしくみ…貴族共和政(貴族が官職を独占)
{コンスル(執政官)…後期1年、定員2名の最高官
主な官職{ディクタトル(独裁官)…後期半年、定員1名の臨時職
{元老院…最高の議決機関、300人の終身議員
◇身分闘争の時代
→貴族(パトリキ)と平民(プレプス→publicの語源)の対立
政治を独占 ↓商工業が発展
※平民が武器を買い、重装歩兵として国防に参加→参政権を要求
・平民の参政権の拡大
護民官の設置…元老院、コンスルの決定に拒否権をもつ
平民会の設置…平民のみで構成、護民官が議長
十二表法…慣習法を成文化
リキニウス=セクセティウス法…コンスルの1人を平民から選出
ホルテンシウス法…平民会の決議が元老院の承認なしに国法にとなる
→貴族と平民の政治的に平等
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
・ラテン人がティベル河畔に建国
・先住民のエトルリア人の王を追放、共和政(王いない)を開始
・はじめはの共和政のしくみ…貴族共和政(貴族が官職を独占)
{コンスル(執政官)…後期1年、定員2名の最高官
主な官職{ディクタトル(独裁官)…後期半年、定員1名の臨時職
{元老院…最高の議決機関、300人の終身議員
◇身分闘争の時代
→貴族(パトリキ)と平民(プレプス→publicの語源)の対立
政治を独占 ↓商工業が発展
※平民が武器を買い、重装歩兵として国防に参加→参政権を要求
・平民の参政権の拡大
護民官の設置…元老院、コンスルの決定に拒否権をもつ
平民会の設置…平民のみで構成、護民官が議長
十二表法…慣習法を成文化
リキニウス=セクセティウス法…コンスルの1人を平民から選出
ホルテンシウス法…平民会の決議が元老院の承認なしに国法にとなる
→貴族と平民の政治的に平等
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【13】ギリシア文化・ヘレニズム文化
◇ギリシア文化
・宗教…多神数(オリンポス12神…主神はゼウス、ギリシア神話に登場
・文学
叙事詩 ホメロス「イリアス」「オデュッセイア」
ヘシオドス「労働と日々」
叙情詩 サッフォー…女流詩人
悲劇 アイスキュロス・ソフォクレス・エウリピデス…三大悲劇詩人
喜劇 アリストファネス「女の平和」「女の議会」
・哲学
自然科学…万物の根源は何か
{タレス…万物の根源は「水」
{ピラゴラス…万物の根源は「数」
{ヘラクレイトス…万物の根源は「火」
{デモクリトス…万物の根源は「原子(アトム)」
ソフィストとアテネ哲学
ソフィスト…弁論、修辞(討論に勝つ方法)を教える職業教師
プラタゴラスが代表(「人間は万物の尺度」)、真理は人間の数だけ存在する
アテネ哲学…絶対的真理の存在を主張
ソクラテス、プラトン(イデア論→「国家論」)、アリストテレス
・歴史
ヘロドトス…ペルシア戦争史
トゥキディデス…ペロポネソス戦争史
・彫刻
フェイディアス…アテネ女神像(パルテノン神殿の中)
◇ヘレニズム文化…アレクサンドロスとその後継者の時代
特徴…アレクサンドロスによる東西融合(世界市民主義の風潮)
・彫刻
「ミロのビーナス」「ラオコーン」「サモトラケのニケ」Nike
・哲学
ストア派…ゼノンが中心、禁欲主義
エピクロス派…エピクロスが中心、快楽主義
・自然科学…アレクサンドリアのムセイオン(王立研究所)での研究
エラトステネス(地理学)…地球の周囲の長さを測定
アリスタルコス(天文学)…太陽中心説
エウクレイデス(平面幾何学)
アルキメデス(数学、物理学)
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
・宗教…多神数(オリンポス12神…主神はゼウス、ギリシア神話に登場
・文学
叙事詩 ホメロス「イリアス」「オデュッセイア」
ヘシオドス「労働と日々」
叙情詩 サッフォー…女流詩人
悲劇 アイスキュロス・ソフォクレス・エウリピデス…三大悲劇詩人
喜劇 アリストファネス「女の平和」「女の議会」
・哲学
自然科学…万物の根源は何か
{タレス…万物の根源は「水」
{ピラゴラス…万物の根源は「数」
{ヘラクレイトス…万物の根源は「火」
{デモクリトス…万物の根源は「原子(アトム)」
ソフィストとアテネ哲学
ソフィスト…弁論、修辞(討論に勝つ方法)を教える職業教師
プラタゴラスが代表(「人間は万物の尺度」)、真理は人間の数だけ存在する
アテネ哲学…絶対的真理の存在を主張
ソクラテス、プラトン(イデア論→「国家論」)、アリストテレス
・歴史
ヘロドトス…ペルシア戦争史
トゥキディデス…ペロポネソス戦争史
・彫刻
フェイディアス…アテネ女神像(パルテノン神殿の中)
◇ヘレニズム文化…アレクサンドロスとその後継者の時代
特徴…アレクサンドロスによる東西融合(世界市民主義の風潮)
・彫刻
「ミロのビーナス」「ラオコーン」「サモトラケのニケ」Nike
・哲学
ストア派…ゼノンが中心、禁欲主義
エピクロス派…エピクロスが中心、快楽主義
・自然科学…アレクサンドリアのムセイオン(王立研究所)での研究
エラトステネス(地理学)…地球の周囲の長さを測定
アリスタルコス(天文学)…太陽中心説
エウクレイデス(平面幾何学)
アルキメデス(数学、物理学)
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【12】マケドニアの興隆
アテネ&スパルタ VS アケメネス朝ペルシア
ペルシア戦争
↓
アテネvsスパルタ
ぺロポネリス戦争
+テーベ
◇マケドニアの登場
・国王フィリッポス2世 漁夫の利
カイロネイアの戦い…アテネ・テーベ連合軍を破る
コリントス同盟の結成…全ギリシアを支配
・アレクサンドロス大王
東方遠征…アケメネス朝に対する遠征
イッソスの戦い、アルバラの戦いなど、戦略機動
→勝利、アケメネス朝を滅ぼす(最後の王ダレイオス3世)
インダス川に達する大帝国建設
帝国を建設…ギリシア・エジプト~インド西部
東西融合政策を行う
バビロンで死去
◇帝国の分裂…ディアドコイ戦争=後継者
アレクサンドロスの帝国
→3分割{・アンティゴノス朝マケドニア
{・プトレマイオス朝エジプト 都:アレクサンドリアが発展
{・セレウコス朝シリア
※アレクサンドロス~3カ国の時代をヘレニズム時代という
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
ペルシア戦争
↓
アテネvsスパルタ
ぺロポネリス戦争
+テーベ
◇マケドニアの登場
・国王フィリッポス2世 漁夫の利
カイロネイアの戦い…アテネ・テーベ連合軍を破る
コリントス同盟の結成…全ギリシアを支配
・アレクサンドロス大王
東方遠征…アケメネス朝に対する遠征
イッソスの戦い、アルバラの戦いなど、戦略機動
→勝利、アケメネス朝を滅ぼす(最後の王ダレイオス3世)
インダス川に達する大帝国建設
帝国を建設…ギリシア・エジプト~インド西部
東西融合政策を行う
バビロンで死去
◇帝国の分裂…ディアドコイ戦争=後継者
アレクサンドロスの帝国
→3分割{・アンティゴノス朝マケドニア
{・プトレマイオス朝エジプト 都:アレクサンドリアが発展
{・セレウコス朝シリア
※アレクサンドロス~3カ国の時代をヘレニズム時代という
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【11】ペルシア戦争・ペロポネソス戦争
◇ペルシア戦争…オリエントの専制国家とギリシアのポリス世界の争い
・原因…イオニア植民市(ミレトスなど)
グペルシアに対して反発←アテネが支援
・経過…・ペルシア王ダレイオス1世の派兵
→暴風雨により失敗
・マラトンの戦い→アテネ軍の勝利、マラトンからアテネに36.75km走った→
・サラミスの海→テミストクレス率いるアテネ海軍の勝利
(三段櫂船の活用)
・プラタイアの戦い→アテネ、スパルタ連合軍の勝利
※オリエントの専制国家からポリス社会が守られた
◇ペルシア戦争後
・アテネ…強大な海軍力を背景に対ペルシア同盟であるデロス同盟の盟主に
※軍艦の漕ぎ手として戦争に参加した無産市民の発言力向上
(将軍ペリクレスによるアテネの民主政の完成につながる)
◇ぺロポネリス戦争…全ギリシアを二分した戦い
・アテネ(デロス同盟) VS スパルタ(ぺロポネリス同盟)
・経過…アテネの敗北→スパルタの覇権(他のポリスを圧迫)→反感→テーベの覇権
※アテネの墜落…衆愚政治に陥る、扇動政治家(デマゴーゴス)の続出
・社会の変化
ポリス間の絶え間ない戦争→農業の荒廃 }
貨幣経済の浸透→貧富の差が増大 }→市民層の没落、傭兵制の発達
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
・原因…イオニア植民市(ミレトスなど)
グペルシアに対して反発←アテネが支援
・経過…・ペルシア王ダレイオス1世の派兵
→暴風雨により失敗
・マラトンの戦い→アテネ軍の勝利、マラトンからアテネに36.75km走った→
・サラミスの海→テミストクレス率いるアテネ海軍の勝利
(三段櫂船の活用)
・プラタイアの戦い→アテネ、スパルタ連合軍の勝利
※オリエントの専制国家からポリス社会が守られた
◇ペルシア戦争後
・アテネ…強大な海軍力を背景に対ペルシア同盟であるデロス同盟の盟主に
※軍艦の漕ぎ手として戦争に参加した無産市民の発言力向上
(将軍ペリクレスによるアテネの民主政の完成につながる)
◇ぺロポネリス戦争…全ギリシアを二分した戦い
・アテネ(デロス同盟) VS スパルタ(ぺロポネリス同盟)
・経過…アテネの敗北→スパルタの覇権(他のポリスを圧迫)→反感→テーベの覇権
※アテネの墜落…衆愚政治に陥る、扇動政治家(デマゴーゴス)の続出
・社会の変化
ポリス間の絶え間ない戦争→農業の荒廃 }
貨幣経済の浸透→貧富の差が増大 }→市民層の没落、傭兵制の発達
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
2015年9月26日土曜日
【10】アテネとスパルタ
◇スパルタ(ドーリア人のポリス)
・リュクルゴスの制…軍国主義規律、6歳から軍事教育
(ヘイロータイ・ヘイロータイの反乱防止)
市民 5000人
↓支配
ペリオイコイ…異民族、商工業に従事 20000人
ヘイロータイ…隷属農民 50000人
少数の市民が多数側(ヘイロータイ・ヘイロータイ)を支配するために、鍛えていた(ビビらせていた)
◇アテネ(イオニア人のポリス) ← アクロポリスのパルテノン神殿で有名
→直接民主政(国民(市民)全員が政治に参加) はじめは貴族が政治を独占、市民に参政権なし
・直接民主政の成立過程
はじめ…貴族・平民・奴隷の区別
貴族は騎兵として政治を独占(貴族政治)→平民が不満
商工業の発展
→裕福な平民の出現
→武器を買えることができる
→平民の重装歩兵が国防の中心に
→参政権を要求
・民主化と進展
ドラコンの成文法…慣習法を成文化
→貴族による法の独占を防ぐ
ソロンの財産政治…市民を4段階に分け、財産の多少で参政権を与える
負債を帳消し→債務奴隷の禁止
ペイシストラトスの僭主政治…貴族政治を打倒
僭主(センシュ)…非合法に政権をとった者、のちに独裁者となり暴君化
クレイステネスの陶片追放…民主政治の基礎をつくる
陶片追放(オストラシズム)…僭主の出現を防ぐ逆投票
多数の票を取った者が国外追放
ペリクレス時代…直接民主政の完成
成年男子市民(子供・女性・奴隷は×)が全員参加の民会で政治を運営
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
・リュクルゴスの制…軍国主義規律、6歳から軍事教育
(ヘイロータイ・ヘイロータイの反乱防止)
市民 5000人
↓支配
ペリオイコイ…異民族、商工業に従事 20000人
ヘイロータイ…隷属農民 50000人
少数の市民が多数側(ヘイロータイ・ヘイロータイ)を支配するために、鍛えていた(ビビらせていた)
◇アテネ(イオニア人のポリス) ← アクロポリスのパルテノン神殿で有名
→直接民主政(国民(市民)全員が政治に参加) はじめは貴族が政治を独占、市民に参政権なし
・直接民主政の成立過程
はじめ…貴族・平民・奴隷の区別
貴族は騎兵として政治を独占(貴族政治)→平民が不満
商工業の発展
→裕福な平民の出現
→武器を買えることができる
→平民の重装歩兵が国防の中心に
→参政権を要求
・民主化と進展
ドラコンの成文法…慣習法を成文化
→貴族による法の独占を防ぐ
ソロンの財産政治…市民を4段階に分け、財産の多少で参政権を与える
負債を帳消し→債務奴隷の禁止
ペイシストラトスの僭主政治…貴族政治を打倒
僭主(センシュ)…非合法に政権をとった者、のちに独裁者となり暴君化
クレイステネスの陶片追放…民主政治の基礎をつくる
陶片追放(オストラシズム)…僭主の出現を防ぐ逆投票
多数の票を取った者が国外追放
ペリクレス時代…直接民主政の完成
成年男子市民(子供・女性・奴隷は×)が全員参加の民会で政治を運営
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【9】エーゲ文明・ポリスの成立
◇エーゲ文明…ギリシアと小アジア半島にはさまれたエーゲ海を中心とする文明
・クレタ文明(前期エーゲ文明)
中心地…クレタ島のクノッリス
遺跡…クノッソスの宮殿跡(イギリスのエヴァンズが発掘)
写実的・開放的な海洋文明
文字…線文字A(未解読)
↓
・ミケーネ文明(後期エーゲ文明)
中心…ミケーネ、ティリンス
遺跡…城塞、王宮跡(ドイツのシュリーマンが発掘)
後先的・軍事的文明
文字…線文字B(ヴェントリスが解読)
(※特に、後期ミケーネ文明をトロヤ文明ということがある、中心…トロヤ)
◇エーゲ文明の崩壊…ギリシア人の侵入
ギリシア人の侵入
→エーゲ文明の崩壊
方言の違いにより
イオニア人→アテネ
トーニア人→スパルタ
アイオリス人
◇ポリスの成立(ギリシアの都市国家)
・貴族がアクロポリス(城山)を中心に集住(シノイキスモス)する
・生活の中心はアクロポリスの麓にあるアゴラ(広場)
・植民活動の展開
人口増加、土地不足、商業交易の必要
→地中海沿岸に植民市建設
ビザンティウム(今のイスタンブル)
ネアポリス(今のナポリ)
マッサリア(今のマルセイユ)
・異民族差別
同じギリシア人同士はヘレネス(方言どうし)と言い、異民族はバルバロイ(ペルシア人エジプト人)と言って差別
※ヘレネス同志はオリンポス12神(ゼウスなど)に対する信仰や
デルフォイの神託(アポロン神に神のお告げを聞く)
オリンピア競技など文化を共有し、仲間意識をもつ
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
・クレタ文明(前期エーゲ文明)
中心地…クレタ島のクノッリス
遺跡…クノッソスの宮殿跡(イギリスのエヴァンズが発掘)
写実的・開放的な海洋文明
文字…線文字A(未解読)
↓
・ミケーネ文明(後期エーゲ文明)
中心…ミケーネ、ティリンス
遺跡…城塞、王宮跡(ドイツのシュリーマンが発掘)
後先的・軍事的文明
文字…線文字B(ヴェントリスが解読)
(※特に、後期ミケーネ文明をトロヤ文明ということがある、中心…トロヤ)
◇エーゲ文明の崩壊…ギリシア人の侵入
ギリシア人の侵入
→エーゲ文明の崩壊
方言の違いにより
イオニア人→アテネ
トーニア人→スパルタ
アイオリス人
◇ポリスの成立(ギリシアの都市国家)
・貴族がアクロポリス(城山)を中心に集住(シノイキスモス)する
・生活の中心はアクロポリスの麓にあるアゴラ(広場)
・植民活動の展開
人口増加、土地不足、商業交易の必要
→地中海沿岸に植民市建設
ビザンティウム(今のイスタンブル)
ネアポリス(今のナポリ)
マッサリア(今のマルセイユ)
・異民族差別
同じギリシア人同士はヘレネス(方言どうし)と言い、異民族はバルバロイ(ペルシア人エジプト人)と言って差別
※ヘレネス同志はオリンポス12神(ゼウスなど)に対する信仰や
デルフォイの神託(アポロン神に神のお告げを聞く)
オリンピア競技など文化を共有し、仲間意識をもつ
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【8】パルティアとササン朝
◇アレクサンドロスの帝国
↓
◇セレウコス朝シリア
↓ ↓
西 東
◇パルティア(イラン系) ◇バクトリア(ギリシア系)
・アルサケス…建国 ・ギリシア系国家
・中国では「安息」
・都:クテシフォン
↓ ↓
◇ササン朝ペルシア(イラン系)
・アルデシール1世…建国、都:クテシファン
・シャープール1世…強大化
ローマ帝国を破る(ローマ皇帝ウァレリアヌスを捕虜に)
・インドのクシャーナ朝を滅ぼす
・遊牧民エフタルの侵入…衰退
・ホスロー1世…エフタルを滅ぼし復活←最盛期
・アラブ人により滅亡(ニハーヴァンドの戦い)
(イスラム教徒)
◇ササン朝の文化
・ゾロアスター教を国教に
教典「アヴェスター」完成
・マニ教の成立
マニが創始…ゾロアスター教、キリスト教、仏教を融合
←異端として弾圧される(シャープール1世)
・美術・工芸
織物、ガラス器、陶器が中国、日本に伝わる
法隆寺の獅子狩文錦(シシカリモンキン)、正倉院の漆胡瓶(シッコヘイ)
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【7】オリエントの統一
◇メソポタミア ◇エジプト ◇シリア・パレスチナ
シュメール 古王国 アラム
アッカド 中王国 フェニキア
古バビロニア 新王国 ヘブライ→イスラエル
ヒッタイト →ユダ
ミタンニ・カッシート
| |
――――――――――――――――――――――――――
|統一
|
◇アッシリア王国・セム語系・北メソポタミアに建国
・サルゴン2世、全オリエントを統一 都:ニネヴェ
・アッシュール=バルパル…ニネヴェに大図書館
・過酷な支配…圧政と重税→滅亡
|
|分裂
――――――――――――――――――――――――――
| | | |
◇リディア ◇エジプト ◇新バビロニア ◇メディア
世界最古の 都:バビロン
鋳造貨幣 ネブカドネザル2世
ユダ王国を滅ぼし
バビロン捕囚を行う
| |
――――――――――――――――――――――――――
|統一
|
◇アケメネス朝ペルシア
・キュロス2世…メディアから独立し建国(都:スサ)
・ダレイオス1世(3代目)…最盛期、専制的な中央集権国家確立
・大帝国建国(エーゲ海~インダス川)、 寛容な統治
・全国を州に分け、各州にサトラップ(知事)を置き統治
・「王の目・王の耳」を派遣し、サトラップを監視
・スサ~サルデス間の「王の道」を建設
・新都ペルセポリス建設
・滅亡
・ギリシア世界とペルシア戦争を戦い敗北
・アレクサンドロス大王により滅亡 最後ダレイオス3世
・宗教…ゾロアスター教の誕生
・ゾロアスター教…火を神聖視(拝火教)
二神教 善:アフラ=マズダ vs 悪:アーリマン
→最後の審判(12000年後決着をつける)
→ユダヤ教・キリスト教に影響を与えた
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
シュメール 古王国 アラム
アッカド 中王国 フェニキア
古バビロニア 新王国 ヘブライ→イスラエル
ヒッタイト →ユダ
ミタンニ・カッシート
| |
――――――――――――――――――――――――――
|統一
|
◇アッシリア王国・セム語系・北メソポタミアに建国
・サルゴン2世、全オリエントを統一 都:ニネヴェ
・アッシュール=バルパル…ニネヴェに大図書館
・過酷な支配…圧政と重税→滅亡
|
|分裂
――――――――――――――――――――――――――
| | | |
◇リディア ◇エジプト ◇新バビロニア ◇メディア
世界最古の 都:バビロン
鋳造貨幣 ネブカドネザル2世
ユダ王国を滅ぼし
バビロン捕囚を行う
| |
――――――――――――――――――――――――――
|統一
|
◇アケメネス朝ペルシア
・キュロス2世…メディアから独立し建国(都:スサ)
・ダレイオス1世(3代目)…最盛期、専制的な中央集権国家確立
・大帝国建国(エーゲ海~インダス川)、 寛容な統治
・全国を州に分け、各州にサトラップ(知事)を置き統治
・「王の目・王の耳」を派遣し、サトラップを監視
・スサ~サルデス間の「王の道」を建設
・新都ペルセポリス建設
・滅亡
・ギリシア世界とペルシア戦争を戦い敗北
・アレクサンドロス大王により滅亡 最後ダレイオス3世
・宗教…ゾロアスター教の誕生
・ゾロアスター教…火を神聖視(拝火教)
二神教 善:アフラ=マズダ vs 悪:アーリマン
→最後の審判(12000年後決着をつける)
→ユダヤ教・キリスト教に影響を与えた
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【6】シリア・パレスチナの諸民族
◇アラム人
・内陸貿易で活躍…シリアのダマスカスが中心
アラム人=陸=ダマスカス
・アラム語(国際商業語)
◇フェニキア人
・地中海貿易で活躍…シドン・ティルスが中心都市
・地中海各地に植民市を建設…カルタド(北アフリカ)など
・フェニキア文字(表音文字)をギリシア人に伝える…アルファベットの元
フェニキア文字→ギリシア文字→AB
フェニキア人=海=シドン・ティルス
◇ヘブライ人(ユダヤ人)
・「出エジプト」…モーセに率いられ、パレスチナへ脱出
(十戒に授かる)
・ヘブライ王国
最盛期…ダヴィデ王、ソロモン王
都…イェルサレム
・ソロモン王の死後南北分裂
北…イスラエル王国…アッシリアに征服される
南…ユダ王国…新バビロニアに征服される→バビロン捕囚始まる
◇ユダヤ教の成立
民族的苦難→唯一神ヤハウェの信仰
→排他的な選民思想、メシア(救世主)出現を望む
教典「旧約聖書」
教典 旧約…ユダヤ教
旧約+新約…キリスト教
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
・内陸貿易で活躍…シリアのダマスカスが中心
アラム人=陸=ダマスカス
・アラム語(国際商業語)
◇フェニキア人
・地中海貿易で活躍…シドン・ティルスが中心都市
・地中海各地に植民市を建設…カルタド(北アフリカ)など
・フェニキア文字(表音文字)をギリシア人に伝える…アルファベットの元
フェニキア文字→ギリシア文字→AB
フェニキア人=海=シドン・ティルス
◇ヘブライ人(ユダヤ人)
・「出エジプト」…モーセに率いられ、パレスチナへ脱出
(十戒に授かる)
・ヘブライ王国
最盛期…ダヴィデ王、ソロモン王
都…イェルサレム
・ソロモン王の死後南北分裂
北…イスラエル王国…アッシリアに征服される
南…ユダ王国…新バビロニアに征服される→バビロン捕囚始まる
◇ユダヤ教の成立
民族的苦難→唯一神ヤハウェの信仰
→排他的な選民思想、メシア(救世主)出現を望む
教典「旧約聖書」
教典 旧約…ユダヤ教
旧約+新約…キリスト教
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【5】エジプト文明
エジプト文明…「エジプトはナイルのたまもの」(ヘロドトスの言葉)
◇ノモス(村落、都市国家)の成立
ナイル川周辺に多数成立
→ファラオ(王、原人神)が統一
→上エジプト・下エジプトを統一し、王朝の形に
◇古王国…都:メンフィス(メンフィス)
・ピラミッドの建造…クフ王のものが最大←古王国でいきなりピラミッド
(ギザ地方)
◇中王国…都:テーベ(上エジプト)
・弱体…遊牧民ヒクソスの侵入→混乱
◇新王国…都:テーベ(上エジプト)
・ヒクソスを追放
・アメンホテプ4世(イクナートン)
テル・エル・アマルナに都を移す
アトン神のみの一神教を強制←テーベはアモン神、ラー神(太陽神)の神官は太陽のことばを聞ける
写実的なアマルナ技術
・ラメセス2世
シリアに進出、ヒッタイトと戦う
・アッシリアに征服される
・アケメネス朝ペルシアにより滅亡
◇エジプト文化
・宗教…多神数(太陽神ラーなど)
霊魂不滅の思想(ミイラ作成、「死者の書」作成、死者の神「オシリス神」)
・文字…神聖文字(ヒエログリフ)
←シャンポリオン(フランス)が解読
(ロゼッタ=ストーンが手がかり)
神官文字
民用文字
・パピルス…植物(パピルス草)で作る一種の紙
・実用的学術…十進法、太陽暦、測地術
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【4】古バビロニア・インド=ヨーロッパ系民族
◇古バビロニア王国…セム語系、アムル人の建国
・ハンムラビ王…古バビロニア最盛期
ハンムラビ法典制定(世界最古の成文法)
特徴・復讐法(目には目を歯には歯を、同害復讐)
・身分法
◇インド=ヨーロッパ系遊牧民の侵入
・ヒッタイト…小アジアに国家建設
古バビロニア報告征服
馬に乗り、戦車を使用
鉄整式器の使用
エジプト王国(新王国)と戦う…カルシュの戦い
「海の民」により滅亡
・ミタンニ
・カッシート
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
・ハンムラビ王…古バビロニア最盛期
ハンムラビ法典制定(世界最古の成文法)
特徴・復讐法(目には目を歯には歯を、同害復讐)
・身分法
◇インド=ヨーロッパ系遊牧民の侵入
・ヒッタイト…小アジアに国家建設
古バビロニア報告征服
馬に乗り、戦車を使用
鉄整式器の使用
エジプト王国(新王国)と戦う…カルシュの戦い
「海の民」により滅亡
・ミタンニ
・カッシート
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【3】メソポタミア文明
オリエント(アラビア半島からカスピ海)
◇オリエント世界
・オリエント…「太陽ののぼる所」=ヨーロッパから見て"当方"、現在の西アジア・中東にあたる
・オリエントの5つの地域
メソポタミア
エジプト
シリア・パレスティナ
小アジア(アナトリア)
イラン
◇メソポタミア文明
※メソポタミア「川の間の土地」のこと
ティグリス・ユーフラテス川の間
・シュメール人…文字(楔(くさび)型文字)を使用
粘土板に茎や枝を押し付けて形をつくる
メソポタミア南部に都市国家を建設…ウル・ウルク、ラグシュ
神権政治…各地にジッグラト(聖塔)
◇アッカド人
・シュメール人を征服→統一国家の形に←サルゴン1世
(メソポタミア初の統一国家)
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
◇オリエント世界
・オリエント…「太陽ののぼる所」=ヨーロッパから見て"当方"、現在の西アジア・中東にあたる
・オリエントの5つの地域
メソポタミア
エジプト
シリア・パレスティナ
小アジア(アナトリア)
イラン
◇メソポタミア文明
※メソポタミア「川の間の土地」のこと
ティグリス・ユーフラテス川の間
・シュメール人…文字(楔(くさび)型文字)を使用
粘土板に茎や枝を押し付けて形をつくる
メソポタミア南部に都市国家を建設…ウル・ウルク、ラグシュ
神権政治…各地にジッグラト(聖塔)
◇アッカド人
・シュメール人を征服→統一国家の形に←サルゴン1世
(メソポタミア初の統一国家)
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【2】文明の誕生
1万年以前:氷河時代(地質時代)、更新世
1万年前→温暖化
1万年以降→完新世
◇新石器時代・磨製石器を使用
◇農耕・牧畜(生産経済)の開始←それまでは狩猟採集(獲得経済)
・西アジアで麦の栽培
代表遺跡:ジャルモ・イェリコ
はじめは乾地農法(雨水にたよる)・略奪農法(土地の養分を使いきる)
ヤギ、羊、牛の飼育
◇都市国家の成立
灌漑農業(かんがい、水のある所から水のない所に水をひく)
→大規模工事にはリーダーが必要
→権力・富が集中
→階級、「神」が生まれる
→神殿を中心とした都市国家の成立
←四大文明の時代(インダル、黄河、メソポタミア、エジプト)
文明の誕生、金属器(青銅器)、文字の使用
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
1万年前→温暖化
1万年以降→完新世
◇新石器時代・磨製石器を使用
◇農耕・牧畜(生産経済)の開始←それまでは狩猟採集(獲得経済)
・西アジアで麦の栽培
代表遺跡:ジャルモ・イェリコ
はじめは乾地農法(雨水にたよる)・略奪農法(土地の養分を使いきる)
ヤギ、羊、牛の飼育
◇都市国家の成立
灌漑農業(かんがい、水のある所から水のない所に水をひく)
→大規模工事にはリーダーが必要
→権力・富が集中
→階級、「神」が生まれる
→神殿を中心とした都市国家の成立
←四大文明の時代(インダル、黄河、メソポタミア、エジプト)
文明の誕生、金属器(青銅器)、文字の使用
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
【1】人類の出現
◇人類の登場…直立二足歩行→道具の製作・火の使用・言語の使用
◇化石人類…猿人・原人・旧人・新人=旧石器時代=打製石器を使っていた時代
・猿人(約500万年前~)…礫石器(簡単な打製石器)の使用
アウストラロピテクス(南アフリカ)
ホモ=ハビリス
・原人(約180万年前~)
北京原人(中国)…火の使用、言語の使用
ジャワ原人(インドネシア)
・旧人(約20万年前~)
ネアンデルタール人(ドイツ)…死者の埋葬(発掘で死体の周りに花粉)
◇現生人類
・新人(約4万年前~)
クロマニヨン人(南フランス)…
・洞穴美術の作成(フランスのラスコー、スペインのアルタミラ)
・細石器(小さな打製石器)・骨角器(動物の角や骨でつくる)の使用
→細石器の使用…中石器時代
まとめ
猿人…アウストラロピテクス、礫石器
原人…北京原人=火の使用
旧人…ネアンデルタール人=埋葬
新人…クロマニヨン人
洞窟壁画…フランスのラスコー(フラスコ―)、スペインのアルタミラ
細石器・骨角器
→旧石器時代(打製石器)
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
◇化石人類…猿人・原人・旧人・新人=旧石器時代=打製石器を使っていた時代
・猿人(約500万年前~)…礫石器(簡単な打製石器)の使用
アウストラロピテクス(南アフリカ)
ホモ=ハビリス
・原人(約180万年前~)
北京原人(中国)…火の使用、言語の使用
ジャワ原人(インドネシア)
・旧人(約20万年前~)
ネアンデルタール人(ドイツ)…死者の埋葬(発掘で死体の周りに花粉)
◇現生人類
・新人(約4万年前~)
クロマニヨン人(南フランス)…
・洞穴美術の作成(フランスのラスコー、スペインのアルタミラ)
・細石器(小さな打製石器)・骨角器(動物の角や骨でつくる)の使用
→細石器の使用…中石器時代
まとめ
猿人…アウストラロピテクス、礫石器
原人…北京原人=火の使用
旧人…ネアンデルタール人=埋葬
新人…クロマニヨン人
洞窟壁画…フランスのラスコー(フラスコ―)、スペインのアルタミラ
細石器・骨角器
→旧石器時代(打製石器)
このプリントを利用した授業の動画はこちら!
登録:
投稿 (Atom)